2020-05-20 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第4号
昨年十二月には神戸で世界初の液化水素運搬船が進水し、今年三月には、世界最大級の水電解装置により、再生可能エネルギー由来の水素製造実証を行う福島水素エネルギー研究フィールドが開始をいたしました。引き続き、水素社会実現に向けた取組を推進してまいります。 このように、再エネを日本のエネルギー供給の一翼を担う長期安定的な主力電源にしていくため、必要な取組を一つ一つ進めてまいります。
昨年十二月には神戸で世界初の液化水素運搬船が進水し、今年三月には、世界最大級の水電解装置により、再生可能エネルギー由来の水素製造実証を行う福島水素エネルギー研究フィールドが開始をいたしました。引き続き、水素社会実現に向けた取組を推進してまいります。 このように、再エネを日本のエネルギー供給の一翼を担う長期安定的な主力電源にしていくため、必要な取組を一つ一つ進めてまいります。
委員御指摘の福島水素エネルギー研究フィールドは、二〇一六年に策定されました福島新エネ社会構想の一環としまして、福島県浪江町において実施中の、再エネを活用した水素製造実証プロジェクトでございます。本年三月七日にその開所式を、安倍総理、梶山経産大臣、そして田中復興大臣にも御出席賜りまして開催し、現在実証実験を進めているところでございます。
経済産業省では、福島新エネ社会構想の一環といたしまして、二〇一六年から福島県浪江町におきまして、再生可能エネルギーを活用した水素製造実証プロジェクトを開始をしているところでございまして、先ほど委員からもお話ございましたけれども、本年三月七日には福島水素エネルギー研究フィールドの開所式が安倍総理、梶山経産大臣の御出席の下で開催されたところでございます。
福島県沿岸部においては原発の廃炉技術の研究開発や水素製造実証実験、また洋上の風力発電などの施設整備が進められて、私も何度か視察に伺わせていただきましたけれども、昨年七月には、南相馬においてロボットの研究開発拠点であるロボットテストフィールドが一部開所されていると認識をしております。 まず、これまでの福島イノベーション・コースト構想についての取組についてお伺いをいたします。
福島県における大規模水素製造実証につきましては、経済産業省の有識者ワーキンググループで示した実証設備等に関する基本的な仕様に基づき、二〇一七年四月に、経済産業省から福島県に対して、実証候補地点を推薦することを依頼したものと伺っております。 福島県においては、県下の自治体の要望を踏まえ、検討を進めた結果、二〇一七年五月に、実証候補地点として浪江町の推薦を決定したとお伺いをしております。
具体的には、電気分解による水素製造の高効率化等の研究開発、あるいは現在行っております福島県浪江町での世界最大級の再生可能エネルギー由来の水素製造実証、こういったものを進めてございます。 なお、世界でも欧州を中心に数多くの大規模パワー・ツー・ガス技術実証が進んでございます。
また、浪江町の再エネ由来大規模水素製造実証拠点でございますが、これは今月上旬に着工しておりまして、イノベーション・コースト構想の具体化が進んでいるところであります。 今後は、これらの拠点を最大限活用いたしまして、福島イノベーション・コースト構想推進機構を中心とした広域的な企業誘致体制を構築して、浜通り地域等への企業誘致を進めまして、雇用創出にしっかりと取り組んでいく所存でございます。